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2013年5月 4日 (土)

犬神家のバラード

art 今回は趣味、で犬神家の一族を描きましたart

A
<映画の広告にもなった有名なシーン>

1976年の映画はそれまでのミステリ映画の中で最高のできでした。
大野雄二さんの音楽は日本人なら誰もが美しいと感じるはず。

アニメのルパン三世カリオストロの城でピンと来る人もいるでしょう。
「謎めく霧も晴れていく・・・」大野さんの曲は騒がしかった事件を収めるような情緒がありますね・・・↓曲は「炎の宝物」「愛のバラード」
http://www.youtube.com/watch?v=lvarG_xX8UQ

Photo
art手書きのレタリング(文字)。久々に描いたけど楽しい^^
そう、デジタルじゃない時代は手書きが当たり前だった。
広告も映画のタイトルもメニューやテストやプリントも・・・文字は手書きだった。
映画の字幕もね。味があったね。

犬神家見ながらざくざくシャーペンでスケッチして、切り取ってテープで張って白黒反転コピー。何かミステリーらしいかっこいい仕上がり。黒板にチョークで書いたみたい。

それにしてもビッグネームがずらり・・・slate

  小説では犬神製糸で財を築いたことになってますが、この映画だと犬神製薬です。
他にも小説と若干異なるところやザックリ代わったところもあるけど、映画になった方がすごくいいです!

Photo_2
<犬神佐兵衛翁の遺言状公開>
映像だと全員喪服で重苦しい配色。菊の花は場にもピッタリでオリエンタル。
絵だとイメージを変えたり工夫できて構成も楽しい。
話を知らない人や外国の人も見てウットリするように考えました。

娘なのに遺産がもらえない・・・
今の法律だと遺言に「娘にびた一文もやらない」とあっても子供には「遺留分」と言うのがあって申し立てれば遺産がもらえます。・・・この犬神佐兵衛翁がなくなったのが昭和22年2月18日!法律が変わるほんのわずか前なんです。もうちょっとこの翁が長生きしていたらこの事件はおこらなかった・・・・それだとお話にならない・・・^^;

Photo 
<次々起こる事件>
映画のストーリーにも出たケシの花・・・こちらは毒々しく。
あでやかな花なのに、モルヒネやヘロインの主原料だから普通咲く姿を見かけることはない。

  金田一耕介はたくさんの役者さんが演じましたが、私は石坂派。
外見の人物像だと原作に近いのは古谷一行や渥美清、鶴太郎・・・などで
石坂金田一は「男前過ぎる」のが難だそうだけど・・・まってよ、難しい事件の推理をする知性、関わった人がスッキリする人懐こさ・・・両方もってるのは石坂金田一が抜群でしょう。

不潔さを出す(古谷一行だと地でいけるw)ための苦労が面白い。
髪は全部脱色してから黒くしてパーマかけて・・・すごく傷めたそう。
パラパラ落ちるフケはパン粉なんだって。
因みに等々力警部が粉薬を吹き飛ばして喋る、あの粉薬は龍角散だけだとよく見えないからクリープが入っているんだそう(笑)。

Photo_4
<梅子婦人>
この映画を何十回も観て見飽きないのは、事件じゃなくて
屋敷や着物、着こなしや仕草・・・・そういう事件と関係ない部分が大好きで、一つも見逃すまいとよく見ています。
12畳のお座敷はかわいいシャンデリア。
珠世のお部屋は洋風。
ふすまの絵は右が藤、左は梅に鶯。
着物は大正~昭和20年代に流行した銘仙、生け花はリンドウ(事件は10月だから季節も配慮されてるなあ)、
いい映画ほど、そういった無関係な部分に手抜かりがありません。

↓以前描いた<市川崑監督のオマージュ>
懐中時計と菊は犬神家の一族
小指をけが・・・八つ墓村
派手な三姉妹は獄門島
赤い毛糸は女王蜂
手まりはもちろん悪魔のてまり歌

Photo_6

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おまけ

Photo_5
犬がミケ・・・と変換されるんですよ・・・うちの古いPCは・・・^^;

ミケって名前か?それとも三毛なのか?
ビジュアル的に三毛で。coldsweats01なんかもう仕上げる気も起きないわ~

犬が三毛の一族・・・事件なんておきそうにありません・・・
てか逆に遺言内容がとても気になりますわ~~

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コメント

ははは( ̄▽ ̄)足だけ出して、さかさまに池に突っ込まれた死体ね……。
なんだか映画のストーリーが、まざまざとよみがえってくるヨ~。でも細かいところが思い出せない……。今度読み返してみようかな~( ^ω^ )
白黒反転のヤツはいいね(*^ー゚)bグッジョブ!!
良い出来、良いアイディア。ホントにホントのポスターみたい~~~goodshine
犬神家の音楽の人って、カリオストロの人だったのね。
聞き比べてみると、確かに……なんというか同じ系統だって分かるわ~~~。そういえば、今、何かのコマーシャルで使われてるよね。犬神家の曲。

投稿: KIKKO | 2013年5月 6日 (月) 21時18分

>KIKKO
60年後半~70年代ってなぜか背景が湖のイラストがよくあったよ。高橋真琴さんが描いてた、そういえば芥子(ポピー)の花が得意でしたっけ。。。

小説だと静馬は割と良心的なところがあるの。
静馬は珠世と叔父、姪の関係だから結婚はダメなのよね。
でも映画だと『この犬神の財産も珠世も俺も物だ、おれは犬神に勝ったんだ』ってセリフがある。

日本的な雰囲気のイラスト、筆文字が似合うイラストがたまに描きたくなる。。。何かいいのがあったらリクエストして~~~(^o^)丿あ、御手洗シリーズなんてどうだろう?・・・・あれ
実写化されたっけ??

投稿: あぢあんたむ | 2013年5月 6日 (月) 23時24分

江戸川乱歩なんてどうだろう?
明智さんと20面相、それから少年探偵団とか(*^_^*)
最近知ったんだけど(ブロ友さんから教えてもらった)、
「江戸川乱歩」名義で雑誌発表された「横溝正史」作の小説とかもあるんだって!

投稿: KIKKO | 2013年5月 7日 (火) 10時25分

>KIKKO
おー江戸川乱歩があったね!
無茶なストーリー展開で収集付かなくなっちゃって紙面で読者に「オチ」を募集したんだよ(・▽・;
小説ははまるけど、テレビでの実写はなんかダメだった~。明智小五郎の実写は好きじゃなかったな、、、小説思い出せないから読んでみようかな。

孤島の鬼、影男、人間椅子、パノラマ島・・・もう筋肉少女帯の曲とかぶる。。この辺は自分も好みだし、イメージがわくわ(*^_^*)

ヨシ、自分にしか表現できない乱歩の世界を書いて見ましょう。そのうち。

投稿: あぢあんたむ | 2013年5月 7日 (火) 13時07分

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