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2017年1月

2017年1月24日 (火)

絵本を作る・イラストレーターの仕事の話

ブログ更新していませんが毎日絵を描いています。
趣味の絵じゃないからなかなか更新は出来ないのですが近況でも書いとこう。

【絵本の作り方とか絵本作家になるにはという本を読んだけど・・・そういう本は役に立つというとこがあんまり無かった。】
絵本は実はあんまり読んでないから有名どころなんてぜんぜん知らなかったから学ぶために本屋で立ち読み・・・・絵本って高いから新品は買わない・・・古本屋でまとめ買いしてみました。
絵本を作るのに役に立つのは、実際の本を見ることで、文字が何処に来るとか(絵と文章が別々のページにある、絵が見開きにびっちりあって文字は絵の色が薄くなってるところに入る・・・など)何を使って描いているとか、そういうのがわかるし
一番役に立つのは、購入者のレビュー。
おしゃれな絵ですが2歳の息子は見向きもしません・・・とか
読み聞かせるのに、絵と文章があってません・・・とか
色が暗くて子供が怖がる・・とか
そういうマイナス評価はすごく役に立つ。

つまり自分が描くならマイナスなトコをなくしちゃえばいいんだ。


絵本の仕事です。
去年舞い込んだ出版社から絵本のイラストを描くというのが、始動が3月くらい・・とのことだったんだけど、急に別の絵本の依頼が入ったの(同会社から)。
それは幼児向きでお話から私が作るって事で、その電話中に私はすでに話がひらめいたから、さっさと絵と文章を入れたラフを週明けにファックス送信したらそれが一発で通ったの。

いくらでもひらめくしいくらでも瞬間でお話が作れるのが特技なの。子供のころからそういうお話作りでノートに何十と描いてたんだもんね。

さて
イラストレーターはモノを知ってないとかけません。
幼児を調べてみる・・・4歳児の平均身長1メートル・・・これくらいがいいかな
で、5頭身じゃなく4頭身ちょいくらいがかわいく見える。
頭でっかちで肩幅が狭くて足が短くて・・・
漫画であるような首が細いなんていうのは無い。
私の絵は漫画じゃないから。

などなど服装から体型から髪型・・・いっぱいいっぱい描いて決めていく。
決まったらキャラクターのイメージがぶれないようにちゃんとデザイン画にしておく。
Photo_2
これは本にしない絵だから公開できるよ。

レイアウトもデザインも絵柄から配色・・・なんでもこっちの自由に描くというのが今までの仕事ではなかったこと。
イラストレーターは決まった大きさ決まったモノを依頼どおりに描くことが仕事だから。
はじめからみんな決めるから自分で描いて描いてどんどんブラッシュアップしていきます。
紙たくさん使います。
Photo_3

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Photo_5

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こんなのたくさんたくさん何十といろんなポーズさせていろんな表情させて・・・
一番かわいく見えるように。

絵がモノを語るというのが絵本なんだから。
表情ひとつで意味が変わっちゃう。

ボツにするのだっていっぱい
Photo_8

周りが暗いから文字が入らない・・・髪型も服も変えたいし、もっと幼い無邪気な表情にしたいし・・・

絵をたくさん描いていくのも没にしていくのも楽しい作業。
もっとこうしてよーこういうふうにしてよーと自分が二人いて、一人は何でも描ける先生で、一人は先生にいろいろ望んでいるファン。
先生ならもっとこういうの描いたほうがいいよー、こういうのかいてよー
なんてどんどん望みを高くしていく。

ずっと孤独なのに孤独を感じないのはこのせいかも。

12月から描いてたからもう全部仕上がるところ。
締め切りは来月8日だから余裕だ・・・

色鉛筆も新しいの買いましたよ。
Photo_9
色鉛筆は安いのだって難だって絵がかけない色鉛筆は無い。
けど、どうしても足りてなかったのが「ビビット」な強い色。
トンボや三菱の普通のじゃビビットな色が出ないので、ホルベインアーティスト100本セット。
確かにすごく濃い。柔らかいから、減るのもはやそう。
色鉛筆増えた
Photo_10
フェリシモのと、水彩色鉛筆はぜんぜん使ってないや・・・
従姉妹や知り合いが子供のころ使ってた色鉛筆をたくさんもらってそっちを良く使ってます。服よりバッグよりも色鉛筆のほうが宝物。

これで、素敵なのどんどん描いていくよ。

さあ そろそろベートーベンだな
ベートーベンのこと調べていく。
次の絵本が「月光の曲」というタイトルで、戦前のフィクション・・・なんて検索で出たけど、同じものかどうか知らない。
何しろ、「月光」・・・ピアノソナタ第14章は「幻想曲ソナタ」と呼ばれてて
月光って名前は本人の死後についたんだって。

それにしても何で私にベートーベンの依頼なのかしらね?
月の光に揺れる小船・・・のイメージ?
Photo_11

ベートーベンの顔といったら音楽室にあったあのむっとしたもじゃもじゃ頭のしか知らないから検索したらデスマスクがあって助かった!骨格がわかればいろんな向きからかけますもの。ラフ描いてみる
Photo_12
実際にいた人物の場合は良く調べる。
今までも仕事でピタゴラスだのセントニコラウスだの資料が無いのを描くのは大変だった~。
Photo_13
当時の服装や建物・・・課題は多い。
イラストレーターは物知りになっていく職業です。

お話にはベートーベンの友達も登場するんだけど、調べてもそんな人は見つからないから、フィクションかな、勝手に作っていいなら怒りっぽいベートーベンの逆な感じ・・・冷静?柔らかい?長身、細身、優男、ヘアスタイルもスッキリストレートだな。
Photo_14

まあ、小さい子向きの絵本だからこんな写実的には描かないけどね・・・

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作っていくときが楽しい。

絵本得意なんだからもっとチャレンジしていこう。

Photo_16
猫の絵本が描きたいわ・・・
拡大してみて
ふかふかだから・・・(*^_^*)Photo_17









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